漫画原作のこのドラマですが、非常に面白いです。
主人公トビオを演じている窪田正孝くんは本当にいいですね、いい俳優さんです。
最初見たのはSTというドラマで寡黙な刑事役。ほとんど口を利かないアクションシーンの多い役でした。
でも、彼はアクション俳優というより本当に演技がうまくこれからも楽しみ・・・って全然ドラマと関係ないことを書いちゃいました(笑)
さて、表題の「ぼくたちがやりました」ですが、偶然遊びで学校にしかけた手作り爆弾が偶発的に(?)爆発、多くの死傷者を出してしまい、自分たちの罪に恐れおののきながら逃亡し、「本当に自分たちがやっちゃったのかな・・・まさか・・違うよね??」と自問自答しながら逃亡生活を送るというドラマです。
これだけ書くとかなりシリアスなのですが、割と軽いところもあり、見やすいドラマです。
そしてその主人公のトビオがつぶやくセリフがこの「お願いします…神様…今日が人生最悪の日ですありますように…」です。
友達に裏切られお金も無くなった逃亡生活、自分たちがやってしまったという罪への罪悪感、好きな女の子にも「サイテー」だとののしられ・・・ゴミをあさって食事を調達するような日々。そこでトビオは思うのです、泣きながら。
「今日が人生最悪の日でありますように・・・」と。
これ、意外とみなさん思ったことがあるんじゃないですか?もちろん私もあります。今日が、この出来事が人生で最悪の日でありますように。。。と。
ただしこの気持ち、記録更新しますね(笑)
人生積み重ねていくと、残念ながら「もっとひどい目」に合っちゃうものなんですよ。こーんなひどい目に合うこと、今後ないだろうと思っていたのに、もっとすごいことが起こったりして・・・。本当に生きていくってことは過酷です。
最悪に思うことが実は最悪ではないかもしれない。それくらい人生は何が起こるかわからない。
でもだからこそ人生は生きていくってことは楽しい、ともいえると私は確信しています。どんなつらいことでもどんなひどい目にあったとしてもいつかそれは過去に変わっていく。そしてその過去が意外と痛みとともに懐かしく感じる時も来るものです。
たとえば仕事を失ってしまった!、彼氏と別れてしまった!離婚してしまった!そんなことすべてがいつかは痛みを伴った懐かしい思い出に変わる。今、つらい真っ最中だったとしてもそういう風に思えると信じて、一日一日生きていきましょう!
ちなみに私は・・・塗り替えられないつらかった出来事ナンバーワンがあり、いまのところそれが更新されていません。だから「あの時のあれに比べればなんてことはない!」と思えています。
それはそれでなかなか精神的に快適ですよ(笑)