やりたいことと求められていることは違う 芸人たちとチャイルド11より カズレーザー

やりたいことだけしていけたら・・・誰でもそんな希望はあります。でも流されてみてもいいかもしれません。

表題のカズレーザー。お笑いコンビ「メイプル超合金」のボケ担当です。

もともとはイッセー尾形のようになりたいという夢があったカズレーザー。しかし、自分にはその才能がないと断念したそうです。

そしていま、お笑いコンビのボケという仕事をメインにしながら、さらにはピンの仕事でクイズ番組などに引っ張りだこ!!現在、カズレーザーが自分に向いていると思っているのは「クイズ番組とか文化人的な仕事」だそうです。

カズレーザーは「別にやりたかったわけではないし、クイズ番組にこんなに向いてるとか、思ってなかった」と、言ってました。「なんとなくクイズの仕事が来るから受けて、そこに自分のニーズがあったようだ」と。やっているうちにどんどんそんな仕事が入ってきて気づいたのは、「自分がやりたいことと、求められる仕事はちょっと違ったりしますね。」と語ってました。

ここでカズレーザーが我を通して「じぶんのやりたいことはこれじゃない!」と突っぱねていたら今の地位も仕事もなかったかもしれません。いえ、なかったでしょう。自分のやりたいことより「自分にやってほしいと相手が思うこと」を実行した結果、今の成功にたどり着いているのですね。

人の心の柔軟性。これは仕事にも人生にも恋愛にもすべて当てはまることだと思います。自分のやりたいことを捨てるべきだと言っているわけではありません。カズレーザーも言ってました。まずは自分がテレビに出たい。ここが一番大事だったと。その手段を変えただけそういうことが柔軟性なのです。

自分の大事なものは曲げずに、あらゆる方向性で求められる姿になっていく。理想的ですね。ぜひ見習っていきましょう。心を柔らかく、柔らかく・・・。

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