今放送しているドラマ「視覚探偵 日暮旅人」の主人公である日暮旅人のセリフです。
日暮旅人(松坂桃李)は、五感のうちの四つ、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を失い、残された視覚だけを頼りに調査をする探し物探偵です。相棒の雪路(濱田岳)と血のつながらない娘の灯衣(住田萌乃)とともに探し物探偵事務所に同居しています。
目以外が使えない旅人の目には、普通の人間には見えない「感情」がオーラのようなものになって見えるということなのです。人の感情を形として見えるようになっており、それが「愛の形」だったり「憎しみの形」だったり「恐怖の形」だったりします。
その旅人のセリフ。
「どんな感情ももとは愛情なんだ」
です。
憎しみの感情ももともとは愛情からなのだ。最初は愛なのにそれが少しずつ食い違って歪むと変な感情になってしまう、とのこと。
なかなか深い言葉です。好きだなあ~愛してるなあから始まる感情がいつのまにか強い執着になり、なにかのきっかけで憎しみになったり、恨みになったりするんですね。これは確かにその通りかと思います。
憎くて仕方ない。なんとか痛い目に合わせたい、痛い目に合えばいいのに・・・なんてこと、たま~にあったりします。恋愛にしても仕事にしても家族にしてもパートナーに対しては特にこんな感情を持つことがありそうですよね。ただ、こんな強い感情を持つってことは最初は愛情である可能性は高いかも。強いダークサイドな感情を持った時には「元の感情」を思い出してみると、穏やかな感情が取り戻せえるかもしれませんね。
やってみたけど、穏やかな感情なんて戻らない!という方はぜひコメントかお問い合わせくださいね。一緒に考えてみましょう!