最近はHULUでドラマも映画も見放題な私ですが(笑)、先日は東村アキコ原作の「海月姫」という映画を見ました。
東村アキコと言えば記憶に新しい「東京タラレバ娘」の原作者。その作者が「オタク女子」と女装趣味の「美人男」を描いたドタバタコメディです。
その美人男の蔵之介を演じるのは今を時めく菅田将暉くん。女装もこなす役ですが、そのスレンダーなスタイルを生かして女装はすっかり板についていました。で、オタク女子は最近「のん」と改名した能年玲奈ちゃん。あんなにかわいいオタク女子だったらそりゃ好きになる人もいますよね(笑)(あ、でもショコタンもオタク女子か・・・)
この蔵之介は実は政治家の息子で、母親とは幼いころ別れることになります。それを引きずっていることもあり女装趣味だったり政治よりファッション(おかあさんはファッションデザイナー)で生きていきたいという願望を持っています。
そんないきさつを主人公のオタク女子「月海」に語る中で、蔵之介が言ったセリフ。
大切なものはある日突然なくなる。だから絶対失っちゃためなんだ。
なんだか聞いていると当たり前のことを言っているように聞こえますが、実はすごく重要なことを言っていますね。
大切なものはあるのが当たり前になってしまうと、あまり大切だということを認識しなくなってしまい、気が付いた時にはなくしてしまっている。そうなってからでは遅いんだ、ということを言っているのだと思います。
この手の言葉って日本語にはいままでもいっぱいあったのですが「航行したいときに親はなし」とか。今を時めくイケメン俳優が言うと、ぐっと若い世代にも響くのではないでしょうか。
蔵之介は小さいころにこれを実感しているから、十分若い今でもこの境地に至ったのでしょう。ただこれはすぐに忘れてしまうこと。大切なものを失う前に、気づかないと取り返しがつかなくなりますよ!!