このブログに頻繁に登場しそうな勢いの過保護のカホコですが、今回もまた印象に残るセリフが登場しました。
主人公カホコの初恋の相手「麦野初」くんのセリフです。
カホコは遅い初恋の相手に、勢いで告白してしまいます。そんなことを考えたこともなかった麦野君は、「お前はそういう対象ではない」と断ってしまいます。
初恋に破れたカホコは、涙やお酒でなんとか立ち直ろうと頑張ります。そんななか、麦野君に会い、その絵を見立て、正直に「いい」「悪い」を麦野君に伝えます。
カホコは過保護に育てられてはいますが、正直でまっすぐな女の子に育っています。そんなカホコの本質を麦野君はわかっているのでしょうね。
「もう麦野君には一生会わない、会えない」というカホコに対して麦野君は「話がある」と呼び出します。
そして、表題の言葉「俺にはお前が必要だ」をカホコに伝えるのです。
今は恋愛感情ではありません。
まだ、カホコとの関係がどういう風に進むのかはわかりません。
でも麦野君は自分が一番打ち込んでいる「絵」というものを正直に評価してくれるカホコを「自分にとって必要な人間だ」と思い始めているのです。
これはパートナーに認められる大きな第一歩ですね。
ここを乗り越えない限りは、恋人にもパートナーにも慣れない。一対一で向き合う関係になるには、相手に「この人は自分の人生にとって必要な人だ」と思ってもらうことからスタートです。
カホコは麦野君に必要な人だと思われるというスタートに立てました。さて・・・その次の一手はどうなるのでしょうか。要注目ですね!