もうどこにも行かないでくれよ。加穂子がいないと自分が嫌になる。自分の生きているこの世界も嫌になる 過保護のカホコより麦野初

このblogでも何度も登場している過保護のカホコですが、最近はカホコと初の恋愛モードがかなり高まってきていますね。

その中で、先日の放送で竹内涼真演じる麦野初の台詞です。

 

麦野初は幼い頃、母親に捨てられたという記憶を背負って生きている青年です。カホコとは同じ大学で初は画家を目指してがんばっています。

最初はカホコに「おまえのような甘ちゃんで過保護の女は俺は嫌いだ」と言っていたのに、カホコの素直さ、純粋さ、実は秘めた強さなどに徐々に惹かれ始め二人はつきあうことになりました。

 

ただ、家族との縁が非常に強いカホコと、家族の愛を知らずに育った初は、その家族への接し方と気持ちの持って行き方からけんか別れをしてしまいます。

 

とはいえ、カホコも初も二人とも互いが気になって仕方ない。別れてると言っても二人はお互いに好きなのです。

 

そんな中、カホコはひょんなことから初の育った養護施設に行くことになり、そこで初の母親の所在を知ります。

 

別れたことなど忘れた方のように初のところに飛んでいき、母親に再会するために一緒に母親の住む土地に向かう二人。

 

そこで二人が目にしたモノは、もうすでに新しい家庭を築いている母でした。今までの贖罪を求めて涙を流しながら謝る母。その母にたいして初は「もう謝らなくていい。俺もそっちに負けないようなすっばらしい家庭を作るから」といってその場を去ります。

 

そして帰りのバス停で。母との再会と別れを経験した初。きっと辛い気持ちやほっとした気持ちそんなことが入り交じっているであろう初をカホコはそっと包み込むように「泣いていいよ。。。」と伝えるのですが・・・

 

そこで初は大声を上げてカホコの胸で泣きます。でも理由は・・・お母さんのことメインじゃなかったんです。

 

そのときカホコに向かって言う初の台詞がこれです。

 

「もう別れるなんて言わないでくれよ。もうどこにも行かないでくれよ。加穂子がいないと自分が嫌になる。自分の生きているこの世界も嫌になる!」

 

そうです。初にとってもう長年あっていなかった母よりも、カホコの存在がどんなに大きいかってコトですよね。もう初にとってはカホコが自分にとってかけがえのない人になっているってコトなんですね~。

 

いやー、一生に一度でいいから言われてみたいこんなセリフ。麦野初はツンデレでかっこつけているのに実は心優しくて・・・という王道の少女漫画みたいなキャラなのですが、こんな風に弱さをさらけ出して泣かれたらかわいい系の男子に弱い私は、キュンとするどころか確実に落ちてしまいそうです(笑)

 

初にこんなことを言わせてしまうカホコ。彼女がかわいいからとかそういうこと(だけ)ではなく、ひたむきで素直、そして心が強いことが一番の理由なんでしょうね。回を追うごとにカホコの強さがよりいっそう際立っていく。まるで風と共に去りぬのスカーレット・オハラのような。表現は違えども家族への愛情と人としての強さ。ここはちょっと共通するような気がしています。

 

最後、あの毒親であるカホコの母に「結婚したい」と報告に行ったカホコと初。さてこのあとどうなるか・・・。さらに注目ですね!

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