新ドラマが出そろい、シリアスから定番人気作コメディまで今期のドラマはバラエティに富んでいるなあと言うのが感想です。
その中でも最も面白い一つがこの「オトナ高校」。
三浦春馬君演じるエリートで顔もよく背も高いといういかにもモテそうな男が実はアラサー童貞であるというお話です。そしてこの30過ぎても性体験のない「ヤラミソ」(というらしい。昔は「ヤラハタ」だったのに・・・10歳も上になってる・・・(汗)。)たちを集めて、なんとかお相手を見つけて「初体験」をさせる教育をすると言う国家プロジェクト・・・それが「オトナ高校」というわけです。恋愛、男女関係のエキスパートと呼ばれる教師の下、この春馬君を筆頭にや「ヤラミソ」たちががんばるっていうのがこのドラマの非現実的な(笑)ストーリー。
ただ、この三浦春馬君演じるエイトは、かなり上から目線のいけ好かない男で、入り口はきっといろんな女が寄ってくるであろうけど、しばらくしたら直ぐにつまんなくなって女が去ってしまう・・・ということを繰り返しているのではないでしょうか、と言うタイプです。
いわゆる完璧にカッコつけたい。この格好いい俺が選ばれないわけないだろう、的な振る舞いをしているのです。
でも・・・この振る舞いって実は間違っていると思うのです。
それを指摘したのが、オトナ高校唯一の女教師「さくら」。
彼女はおとなしくてかわいらしい外見とは裏腹に恋愛経験豊富なその道のエキスパートとして教師として呼ばれているのです。
そのさくら先生が言った言葉がこれ。
「完璧に振るまう男なんてつまらないだけ、女はいつも男の中にダメな隙間を見つけようとしてるの」
分かります!!!そうそう、その通りなんですよ。すごく言い得てる。いつもクールでデキル男がふと見せる弱さや涙。これに女は弱いですよ、ええ、ほとんどの女は間違いなく弱いと思います。
だから無理してカッコばっかりつけるよりたまには弱ったところを見せたりかっこ悪いところを見せることは決してマイナスにはならないのですよ。むしろ胸きゅんポイント。こんな顔もあるんだなあって、もう一押しってところにさしかかったところで落ちてしまうこと請け合いです(笑)
ただ、いつも弱くてかっこ悪いんじゃダメですよ!たまに見せるからいいのです。(最近いつも弱くて泣き言ばっかりいってる男を見ますが、それは論外。)たまに見る弱さ・・・これ女を落とすテクニックとして絶対使えます。涙に弱いのは男だけじゃないない!
ぜひお試しあれ。