やっと言えた・・・・!! あきらとアキラより 山崎瑛(やまざきあきら)

地上波では「陸王」が始まった池井戸潤原作もの、今日取り上げるのはWOWOWで放送していたドラマあきらとアキラからのアキラ君のセリフです。

この物語には二人のアキラが出てきます。どっちも漢字名なのでどっちがあきらなのかアキラなのかはわからないですが、まあそんなことはどうでもいいことでしょう。

一人は大手企業のオーナーの長男として生まれ育ちもエリートそのもの、おぼっちゃまで優秀なあきらくん。もう一人はお父さんの工場がつぶれて夜逃げをし、生い立ちも育ちも苦労の連続のアキラくん。その二人が同じ銀行の動機として入行するところから物語は始まります。

 

二人とも優秀で将来を嘱望されているのですが、銀行員生活でまたもやたたき上げのほうのアキラくんにはつらーい人生が待っているのです。

 

そんなアキラくんには中学生のころから好きな女子がいます。その女性とは大人になってもなんとなく会ったり会わなかったりそんな時間が続くのですが、ある日彼女が仕事で海外に行く・・・となったとき、ついにアキラくんが気持ちを伝えることのできそうなチャンスが訪れます。でもアキラくんから出た一言は「・・・元気で。」

 

彼女は海外でほかの男と結婚してしまいます。

 

が、しかしまたもやアキラにチャンスが!!彼女が離婚して日本に戻ってきているのです。これが最後だぞ、きっと!!アキラ!!でも勇気を振り絞って言いました!!

 

「ぼくと付き合ってください!」

 

 

ええええええええ!!!!

結婚してくださいじゃないんかーい!!!!!!

おいおい!中学の時に出会った初恋の相手にやっといえたのが「付き合って!」かよ(笑)!純情にもほどがあるって感じではありますが、それでもいえないよりは言えたほうがいいし、きっとアキラくんにとってはこれが人生で一番勇気を振り絞った瞬間だったのでしょうね。いやー、草食草食。仕事ではものすごい肉食というか、身を切るような動きをして(実際身を切って左遷されたりしてるのですが・・・)人生を切り開いてきているのに、こと女に関してはどう考えても女側も彼を思っているにもかかわらず、一言の勇気が出ずにアメリカ人に彼女をかっさわれたりしてる。

 

いくら仕事で肉食でも、プライベートではこーんな純情草食青年ってこともあり得るんでしょうか。もしかしたらありえるのかもしれないですね。

 

あまり草食だとこーんなに遠回りしなくてはならないかもしれない、というお話。この物語でここを切り取る人はあまりいないかもしれませんが(笑)、アンメイトワはそういう役割ですので。皆さんのご参考になると幸いです!

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